ロナウジーニョのACミランやチェルシーへの移籍報道にスペイン国内騒然



スペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するロナウジーニョ(Ronaldinho)が、チームから移籍するのではないかという憶測がスペイン中に騒動を巻き起こしています。

ロンドンからはプレミアリーグのチェルシー(Chelsea)がロナウジーニョ獲得の為に7000万ユーロ(約113億円)を用意しているという情報が流れ、スペイン国内の新聞は直にも移籍するのではないかと予測しています。

スペイン国内のメディアは、2005年の国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手であるロナウジーニョのピッチ外での問題に、バルセロナ側が辟易しているとも報じています。

22日に行われたセビージャ(Sevilla)戦を公式には怪我のため欠場したロナウジーニョは、深夜におよぶ夜遊びを17日に非難されて以降は、目立った行動をとっていません。

また、24日には練習を休み、27日に行われるサラゴサ(Zaragoza)戦の欠場も確実と見られています。

バルセロナのホアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長は「我々は(ロナウジーニョの)ベストフォームを取り戻すための手助けをしている。彼が孤立していることを感じることはない。」と語り、さらにACミラン(AC Milan)やチェルシーからロナウジーニョへの「正式なオファーを受け取ってはいない」と語っています。

また、フランク・ライカールト(Frank Rijkaard)監督も、「不公平だ。人々は(ロナウジーニョがチームにもたらした)とてつもない価値を忘れてしまっている。今のチームがあるのは彼のおかげだ。我々がそうであるように、彼だって人間だ。彼の感覚が戻れば、またこれまでのようなプレーを見せてくれるだろう。彼はチームにとって重要な選手だ。」と、批判は不当であり移籍の可能性も無いと語っています。

しかしながら、ロナウジーニョにはクラブの1部の幹部から「最後通告」が伝えられたという報道もあり、「変われなければ、ロナウジーニョは路頭に迷う羽目になる」とマルカ(Marca)紙は伝えています。

また、同紙は「疑う余地無し」とバルセロナが冬の移籍市場か2007-2008シーズンの終了後にも、ロナウジーニョを手放すとも報じています。

本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)でのファンからのあざけりや、かつてバルセロナに在籍していたヨハン・クライフ(Johan Cruyff)氏の批判もありますが、ロナウジーニョにはバルセロナの選手たちからの強い支持があります。

22日のセビージャ戦で2ゴールを決めたリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、そのゴールをロナウジーニョに捧げ、またジャンルカ・ザンブロッタ(Gianluca Zambrotta)も、ロナウジーニョが行った試合の48時間前の飲酒に、何の問題も無いと擁護しています。


それにしても、桁違いの移籍額です。

113億円と言えば、先日F1のマクラーレンメルセデスチームが、ライバルフェラーリチームの機密情報に関するスパイ疑惑で課せられた罰金1億ドル(114億円)に匹敵する額です。

莫大なマネーが動くF1の世界で発生した前代未聞の制裁金を、たった一人のサッカー選手の移籍金でカバーできるなんて・・・。




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