ヒルマン監督 ロイヤルズ監督就任会見 日本シリーズへの影響は?


アメリカメジャーリーグ、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)の監督に、2008年シーズンから就任するプロ野球・北海道日本ハムファイターズ(Hokkaido Nippon Ham Fighters)のトレイ・ヒルマン(Trey Hillman)監督は22日、日本での教訓をロイヤルズでも実践する考えを明らかにしました。

ファイターズはディフェンディングチャンピオンとして臨む日本シリーズ(Japan Series)の開幕を27日に控えていますが、ヒルマン監督は休暇をとり、監督就任会見のためカンザスシティを訪れていました。

メジャーリーグで初めての監督就任となるヒルマン監督は「私の声と時差ぼけした表情からカンザスシティ・ロイヤルズの監督に就任する興奮と情熱を汲み取って頂けたらと思う。今日はこの上なく幸せだ。日本で学んだことを最大限に活用したいが、米国で学んだことが日本で上手く機能しなかったように、その全てが適する訳ではない。私は両者をふるいにかけた」と語り、日本で学んだことはメジャーリーグに適合するものとそうでないものがあるとの考えを示しました。

また、2003年にファイターズの監督に就任し、2006年にチームを44年ぶりの日本一に導くなど、それまで下位に低迷していたファイターズを再建したヒルマン監督は「若手選手に賭けることを恐れてはいない。ロイヤルズには既に若手選手の核となるグループが存在している。ファイターズとは驚くほど類似点が多い」と語っています。

2007年のファイターズは、打撃部門ではほぼ全てのカテゴリーでリーグ最下位の成績だったもののチームは勝利する術を理解しており、ロイヤルズはヒルマン監督がファイターズと同様の結果をもたらすことを期待しています。

ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の下部組織のチームを12年間率いた後に来日したヒルマン監督は、2007年シーズンにロイヤルズを率い69勝93敗の成績を残し辞任したバディ・ベル(Buddy Bell)氏の後任としてチームを指揮し、1985年にワールドシリーズを制して以来プレーオフ出場から遠ざかっているチームの再建を請け負うことになります。

日本にいたことで米国では知名度の低いヒルマン監督だが「私の愚見ではこの5年間私はメジャーリーグで監督を務めていたことになる。野球は世界中どこでも同じだ」と語り、日本での経験によりメジャーリーグで監督を務める準備が整ったとの考えを示しています。


千葉ロッテや福岡ソフトバンクといった強豪揃いのパリーグで、北海道日本ハムファイターズを2年連続で日本一に導いたヒルマン監督の手腕は高く評価するべきでしょう。

早め早めの継投は時に反発を招きましたが、ヒルマン監督だからこそ出来た采配で、結果的に成功の方が多かったように思います。


ただ、その日本ハムを去るにしても、このタイミングで渡米してロイヤルズ監督就任会見を行う必要があったのでしょうか。

確かに日本ハムナインには、昨年日本一に輝いた自信があり、そう簡単に戦力に影響することはないはずです。

しかし、短期決戦の日本シリーズ、何が起こるかわかりません。

セリーグからも、唯一日本シリーズでパリーグのチームと対等に戦えそうな、中日ドラゴンズが勝ち上がってきました。

阪神ファンが言うのも何ですが、阪神や巨人が今年のチャンピオンシップリーグを仮に勝ち上がって来たとしても、とても日本ハムには勝てないような気がします。


少し不安を抱えた日本ハムと、好調を維持している中日ドラゴンズの組み合わせで、今年の日本シリーズはかなり接戦になりそうです。



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Tracked: 2007-10-23 18:38
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