混迷続くミャンマーへ、インド政府の介入を求める市民の声
インドの首都ニューデリー(New Delhi)で29日、ミャンマーからの亡命者らが、軍政と市民の対立が続くミャンマーへのインド政府の介入を求めて抗議デモを行いました。
デモには子どもや僧侶を含む約100人が参加、ミャンマーの民主化指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんのポスターと「軍事政権打倒」の横断幕を掲げ、軍事政権に対する抗議の声を上げました。
ミャンマーの軍政が、米国などの制裁措置の強化にもかかわらず強硬路線をとり続けるのは、中国やインドが制裁に同調する姿勢を見せていないためと言われています。
中国、インドとも表向きはミャンマーの民主化推進を求めているものの、両国とも天然ガスなどのエネルギー資源確保が最大の関心事とされ、ミャンマーに積極的に関与する姿勢を見せていません。
今回、そんなインド政府に対する不信感の表れが、抗議デモという形になって表面化してきました。
ただ、ミャンマーとの経済関係を強化するインド政府が、民意で政治介入に動くとは考えにくい状況です。
一方、日本でもアウン・サン・スー・チーさんが率いる国民民主連盟(NLD)日本支部の呼びかけで、東京で在日ミャンマー人ら約1000人がデモ行進して「チャッチリヤ(すぐやめろ)」と声を上げる等、各地でデモ行進が行われました。
ジャーナリストの長井健司氏が射殺された事件もあり、日本政府が果たす役割は大きいものがあると思います。
ただ、日本政府は、福田首相が就任後初めての所信表明演説を行ったばかり・・・。
あまり余裕がなさそうですが、ミャンマー情勢は国際的に関心の高い事件だけに、何らかのアピールする姿勢を見せてもらいたいものです。
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