マイクロソフトが、グーグルのダブルクリック買収を「独禁法違反」と批判


米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)は27日、米検索大手グーグル(Google)が進めているオンライン広告会社ダブルクリック(DoubleClick)の買収計画が独占禁止法に抵触する可能性があるとして、米上院委員会で証言を行いました。

マイクロソフト法務部のブラッド・スミス(Brad Smith)シニアバイスプレジデントは、「ダブルクリックの買収によって、グーグルはあらゆる形態のオンライン広告で独占的地位を得ることになる」と批判しています。

これに対し委員会側は、買収計画について「厳密に調査する必要がある」と応じています。

一方、グーグルのデビッド・ドラモンド(David Drummond)企業開発上級副社長(法務担当)は、「買収は独占禁止に当たらないと考えているし、多くの専門家も同意見だ」と反論しています。

「(運輸大手)フェデックス(FedEx)やUPSと(インターネット通販大手)アマゾン(Amazon)との関係と同じだ」と述べて、グーグルとダブルクリックは補完関係にあることを強調しています。

また、マイクロソフト、インターネット検索大手ヤフー(Yahoo)、インターネット・サービス大手AOLも広告会社を買収しているとも指摘しています。


ダブルクリックは、ウェブサイトに商品やサービスを表示し、それらをインターネットで広告することを目指す企業の間を取り持つ仲介業を営む広告大手です。

フェデックスやUPSとは、かなり事業形態が異なります。

ドラモンド氏の言うグーグルとダブルクリックの関係と、アマゾンとフェデックスの関係では、少し意味合いが異なるような気がします。

また、一方のマイクロソフトも、元々ダブルクリックの買収を狙っていましたがグーグルに邪魔をされたため、ダブルクリックのライバルである米インターネット広告大手アクアンティブ(Nasdaq:AQNT)を60億ドルで買収することを発表しています。


グーグルとマイクロソフト、お互いにやっていることは似通っており、どっちもどっちという感じがします。

ただ、米上院委員会による裁定は、今後のグーグルとマイクロソフトによるインターネット事業での覇権を賭けた争いに大きく影響しそうで、大変興味深いところです。


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