独フランクフルトで国際モーターショーが開幕 台風の目は三菱自動車か



世界各国の自動車メーカーが一堂に会する「第62回国際モーターショー(International Motor Show 、IAA」が10日、ドイツのフランクフルト(Frankfurt)で開幕しました。

厳しい市場競争に加えて環境に配慮した技術が求められるなか、各メーカーが最新技術を盛り込んだ新モデルが披露されます。

国際モーターショーはフランクフルトとパリで交互に開催されます。


今年のショーのテーマは「持続可能な可動性(モビリティ)」、キャッチフレーズは「See What Will Move Your Future(未来を動かす技術)」となっています。

欧州委員会(European Commission)が、2012年以降の新車へのCO2排出量削減を義務づける方針を打ち出したことから、各自動車メーカーとも地球温暖化対策を意識した技術が求められています。

業界全体として、エンジンの小型化と燃費効率の向上の両技術を目指す傾向が顕著となっています。


主な出展企業およびモデルは、仏ルノー(Renault)の「ラグナ(Laguna)」、仏プジョー(Peugeot)の「プジョー408(Peugeot 408)」、独オペル(Opel)の「アギラ(Agila)」、独アウディ(Audi)の「アウディA4(Audi A4)」、SUV車では独フォルクスワーゲン(Volkswagen)の「ティグアン(Tiguan)」、米フォード・モーター(Ford)の「クーガ(Kuga)」など。


そのフォルクスワーゲンは、燃費性能に優れ、排出ガスを抑える低公害型ディーゼル車の技術「ブルーモーション」を、ゴルフやジェッタなど6車種で採用しています。

「ゴルフ」は、エンジンなどの改良でCO2排出量が従来の1キロメートルあたり135グラムから119グラムに減っています。

これは、欧州連合(EU)が2012年までにめざす「130グラム以下」という厳しい規制もクリアしています。

平均的な1キロメートルあたりの排出量が160グラムですから、「ブルーモーション」の商品価値はかなり高そうです。


一方、PSAプジョー・シトロエン(PSA Peugeot Citroen)は、今回発表した「308」シリーズにディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせたディーゼル・ハイブリッド車「308 HDi」を出展しています。

ハイブリッド車で先行しているトヨタやホンダに、真っ向勝負する動きを見せています。


対する日本勢も、各社環境性能を充実させています。

世界初の量産ハイブリッド、そしてハリウッド俳優にご指名を受けた2代目と、環境車のシンボルとも言える「プリウス」を擁するトヨタは、新しいコンパクトカーを出展します。

既に新規制をクリアしている「プリウス」も、その環境性能に更に磨きがかかる模様です。


日産自動車は近未来的なデザインのコンセプトカー「ミクシム」を投入。

動力に新開発のリチウムイオン電池を用いた日産初の電気自動車で、スーパーモーターが採用されています。


ホンダは、ハイブリッドカーに加え、かなり早くからディーゼルエンジンの開発にも着手していました。

今回のモーターショーでは、自社開発のクリーンディーゼルエンジン(2200cc)をアコードに搭載し、08年前半に欧州市場に投入することを発表しました。

メルセデスベンツがディーゼル車の販売を日本でも始めており、このクリーンディーゼルエンジンを搭載したアコードも、いずれ日本市場にも投入されるものと思われます。


一方、台風の目とも言えそうなのが、三菱自動車です。

元々得意だったディーゼルエンジンで、クリーンディーゼルエンジンを搭載したスポーツタイプ多目的車(SUV)「コンセプトcX」を出展しています。

更に、三菱自動車は、開発中の電気自動車「アイミーブ」を、2010年にも欧州市場に投入する方針を明らかにしました。

その前年2009年に、「アイミーブ」のベースとなっている「アイ」の左ハンドル車を投入します。

欧州での知名度を高めた上で「アイミーブ」を投入するという、これまでの三菱自動車では考えられなかった綿密な戦略が描かれています。

「アイ」はミッドシップエンジンレイアウトという希少性に加え、曲線を多用した美しいデザインを持っているだけに、欧州でもかなり人気が出そうです。


それにしても、最近の三菱自動車の新型車のデザインは、びっくりするくらい曲線を多用しているか、びっくりするくらい直線を多用しているかのどちかかで、その割り切ったコンセプトは魅力的です。

ただ、直線を多用した車には、その無骨さに似合ったハートを持ったフラッグシップグレードが欲しいですね。

ギャランフォルティスがドライビングセダン、スポーツセダンとしての確固たる地位を築くには、昔のギャランVR−4に搭載されていたようなターボエンジン(出来れば初代と同じ直列4気筒)が必要です。


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